ばぐばぐわーるど

Pythonなどなど

ブログというのは決めつけてかかり、間違っていたらごめんなさいでいいんです

ネットの質問のうまいやり方として、自信満々に間違った主張をするというものがあります。

普通に質問してもググレカスとか、既出とか言われて結局教えてもらえないことが多いのですが、間違ったことを言ってると途端に親切に教えてくれます。まあ文頭に馬鹿か?とか付いてるかもしれませんが。

親切心よりも批判的な心の動きのほうが行動力が伴いやすいのでしょう。
何にせよそれを利用しない手は無いわけです。

ブログとかも同じで決めつけたり、断言したり、挑発的なタイトルとかだと、全く同意できなくてもなんだこいつ?って思って来入してくる人は多いはずです。

むしろ同意できない内容のほうが人を動かしますよね。
間違ってたら教えて下さい!!って言うよりも、こうだ(ドンッ)って言い切ったほうがむしろ間違いを教えてくれます。


ただ、この方法の問題としては馬鹿を演じるのがなかなかに恥ずかしいってことなんですよね。あくまで演じてるだけだから!って割り切れればいいですけど、僕なんか度胸が無いのかどこか逃げ道を作ってしまいます。
油断したら「たぶん」とか「はず」とか使ってるんですよね・・・。この文章でもすでにかなり量の「たぶん」を消しました。

セルフハンディキャッピングって言葉があります。
テスト前に俺全然勉強してねぇわって言うあれです。
面白いのでこれを読むといいです。
マンガで分かる心療内科・精神科in渋谷 第63回「『私、バカだから』という人の正体。 セルフ・ハンディキャッピング」

要約すると、
勉強してねぇわって言ってテストの点が取れなかった場合、勉強してないからできなくて当たり前という言い訳ができます。逆に、点が取れたら勉強してないのにいい点取れた俺スゴイとなります。

どっちに転んでもメリットがあるわけです。

ただ、デメリットもちゃんとあって言い訳は逃げ道が出来る分、人は頑張らなくなります。
海賊王にたぶんなれねぇわと言ってるより、海賊王に俺はなると言ったほうが実現する可能性が高くなるわけです。
まあ、当たり前ですよね。

で、何が言いたいかというと
勉強してねえわって言った場合のメリットって後に残らないんですよね。せいぜい有効期間はテストの前後1日くらい。
勉強しまくったって言った場合は短期的にデメリットがあっても、もし本当に努力してれば長期的なメリットは結構なものです。

だから、ブログでも断言したほうがいいです。なんだかんだ断言するとなると、人は納得のできる説明ができるくらいには調べたり理屈を付けようとしますから。ふわふわ曖昧な言い方だと、ふわふわしたまま終わります。


というわけでまとめると、ブログで言い切ると間違いを教えてもらえる可能性が高くなるし、さらに長期的にはいろいろ身につくものがあるなどの得がありますよ。そしてもし間違ってたらごめんなさいって謝って許してもらいましょう。
という話でした。


タイトルがなんとなく頭に浮かんだので書きました。元ネタが微妙に古いので一応言っとくとデスノートのニアのセリフです。